起業や新規サービスなど、スタートアップのWeb制作でおさえるべき3つのポイント
兵庫県・尼崎市にてサービス付き高齢者向け住宅や、各種福祉サービスを提供されている「株式会社クオーレ」さまのホームページを新規制作させていただきました。
起業にともない、顧客から信頼を得ることができるホームページが早急に必要になったとの事でご依頼を頂き、初回の打ち合わせから1ヶ月ほどで、ロゴとホームページを納品させていただきました。
今回のような、スタートアップにおけるWEB制作では、下記の3点をおさえて進めることが大切だと考えています。
目次
1. ロゴを考えることを通じて企業理念や事業のコンセプトを再認識し、デザインの方向性を決める
事業を立ち上げたばかりで、どんなホームページにしたら良いのか、具体的なイメージが全く思い浮かばないという場合、まずはロゴから考えていくことをおすすめします。
方向性の違うロゴを何点か提案させて頂きますので、その中から、自分の思い描くイメージにいちばん近いものをお選び下さい。それをベースとして修正とブラッシュアップをしながら、オリジナルのロゴを完成させます。
そういった検討をしていくうちに、真面目で誠実な感じ、優しく親しみやすい感じ、明るく楽しい感じなど、事業において目指そうとしている方向性がなんとなく見えてくると思います。
いくつかご提案したロゴの中で下記のデザインが採用となりましたので、このロゴからサイト全体のイメージを考えていくことにしました。
2. ポイントは「先に完成させすぎない」。プロトタイプの状態からお客様を巻き込んで、一緒にサイトを仕上げていく
打ち合わせのお話の中で、「高齢者向け住宅や高齢者向けの福祉サービスを提供しているが、福祉サイトにありがちなイメージにはしたくない」というご要望がありました。
そこで、会社の信頼感や高齢者向けマンションを運営している堅実な管理会社、というイメージからメインビジュアルを選出。その後、デザインとコーディングを8割ほどまで進めた時点でお客様にご確認いただき、全体の方向性がこれで良いか、認識を合わせました。
完全に作りきってしまってからご確認いただくよりも、まずは手早く制作を進め、プロトタイプの状態からお客様を巻き込んで仕上げをしていくと、認識の違いによる大幅な修正作業を減らすことができ、結果的に早くサイトを公開することができます。
3. ビジネス展開に合わせ、サイトも成長させたいなら、WordPressがおすすめ
今回のお客様は、ご自信でHTMLを編集することが可能とのことでしたので、サイト内の文章や写真のほとんどを管理画面から編集可能にしました。
また、カスタムフィールドを使って施設の空き情報を楽に更新できる仕組みも導入。状況の変化に応じて、素早くホームページの内容をアップデートすることができます。
起業間もない現在は、会社情報と運営施設のご紹介ページのみのシンプルなホームページですが、今後のビジネス展開に応じ、追加が必要なページが出てくるかもしれません。
そうなった時の事を考え、WordPressの導入をおすすめしました。ページの追加や削除、サイト構成の変更や機能の追加などがしやすいため、すでに作ったページを活かしてリニューアルを進めることができます。
スタートアップのWEB制作に関し、代表・今井の書いた過去記事もご参照ください。